星に願いを <著者:相楽 翠サマ>
秀一:寒いね
梅流:でも秀ちゃんと一緒ならヘイキ!
秀:そう?でもカゼひいてるんだろムリしちゃダメだよ
梅:大丈夫!それに今日はバレンタインだし!
秀:ああ、そうかもう2月かぁ・・
梅:それでね、秀ちゃんに手袋編んできたんだよ!
秀:へぇ、ありがとう(ちょっとテレながら)あけてもいい?
梅:どう?(見守る)
秀:ぴったりだよ、いい色だね
梅:秀ちゃんに似合うと思って、お店で一時間くらい悩んじゃった・・・
秀:うれしいよ(ホッペにちゅ)で、なに食べたい?今日は梅流の好きなものでいいよ。
梅:んーなんでもいいけど、静かなところがいいな
秀:じゃあ・・・(少し考えて)ちょっと歩くけどいい?
梅:うん!いいよ
(二人しばらく歩く)
梅:星がきれいだよ。梅流、オリオン座とかならわかるよ!
秀:へぇ、じゃあ、あれ見える?ほら、北斗七星のちょっと上
梅:あの明るい星?
秀:そうだよ。あの青くて大きい星を耳にして、左側がきつね座、右側がねこ座、梅流の星座だよ
梅:へぇ!じゃあ、きつね座は秀ちゃんだね。すごいくわしいんだね
秀:中学の時から、星とか好きなんだ。あ、ほら、流れ星!
梅:ほんとだ!あ〜消えちゃった・・
秀:何をお願いするつもりだったの?
梅:ナイショ(少し小走りで、2、3歩先へ)
秀:なんだよ、気になるなぁ(笑いながら) ああついたよここだよ
梅:え、ここって・・
秀:俺の家、今日は誰もいないから・・・
(家には行っていく二人)
−そこで流れ星がキラリ☆
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