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 朝の通学路   <著者:岡ピリ子サン>


−朝の通学路−

 
   梅流:タッタッタッ(息せき切って走りながら)「しゅうちゃ〜ん」
   秀一「(びっくりした様子で)梅流・・・おはよう、梅流(ニッコリ)」
    梅「エ、エヘヘ(うれしそうに)しゅうちゃん、おはよう!エ、エヘヘ、一緒に学校に行こーっ」
    秀「ああ、いいよ(^0^)」
       そのまま並んで歩き出す二人。
             −間−
    秀「・・・・今日も寒いね」
    梅「うんっ、すっごく寒いね!(ハァーッとやって)みてx2秀ちゃん、息が真っ白だよ」
    秀「(同じくハァーッとやって)本当だ。寒いはずだね」
       そのままはぁはぁやってる二人。
             −間−
    秀「・・・この分だと、雪、降るかもね」
    梅「(瞳を輝かせて)えっ、雪・・?」
    秀「ハハハハハ、梅流はかわいいなぁ、そんなに雪が好きなのかい?」
    梅「うん、大好き(^0^)でも、(サラリと)秀ちゃんはもっともっと好き!」
    秀「(真っ赤になって梅流を見つめながら)えっ・・・それって」
    梅(満面の笑顔)
    秀    「(はずかしそうに、顔をそむけながら)ありがとう・・・うれしいよ」
     同時に{
    梅    「あっ、ネコだぁ!」
       突如、音の速さで三毛猫に飛びついていく梅流。
       そしてなぜか秀一の眼前には昔懐かしい電柱が!
  ガコン! 
    秀( 梅流−不思議な子だ、なんだか・・・)
       遠くなっていく意識の中、秀一はなぜだか不思議な気分だった  



                              (終)    

 

                                 
 


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